人形の南遠

代表からのメッセージ

Message

お節句の文化を後世に受け継ぐために

代表 桑原 佑治

日本では、古くからお節句を通じてわが子のすこやかな成長を願う風習があります。節句のお祝いは 親子三代をつないでいく習わしであり、ひな人形・五月人形は、子どもの身代わりになって災厄から守ってくれるお守りのような存在。ですから、親から子に受け継ぐのではなく、一人に一つお人形を授けるのがならわしです。

ひな人形や五月人形を毎年飾り お祝いをすることで、子どもは親や家族が自分をどれほど大切に想ってくれているかを感じとります。
親子の愛情や家族の絆の象徴であるこうしたお節句の習慣は、親から子へ、そして次の世代へと受け継ぐべき日本の伝統文化です。
人形の南遠では、祖父の代からひな人形や五月人形を手がけ、私で3代目となります。私は幼い頃から、お子様の健康やご家族の幸せを願う気持ちを人形にたくして仕事に実直に取り組む祖父や父の姿を見て育ちました。
その祖父や父の想いを受け継ぎ、単に人形を販売するだけでなく、親子の愛情の証ともいえるこの美しい伝統文化を次代に継承していくことが私の使命だと考えています。

上質な人形をお値打ち価格でご提供しています

雛人形の写真

人形は、頭(かしら)の作り、衣装の品質や仕立て具合、人形師の技術や経験などが大きく価格に反映されます。
人形の南遠では、ご予算に合わせて多種多様なひな人形・五月人形を一堂に取り揃えております。
お客様のニーズに合った人形をご提供できるように、産地である京都をはじめ全国各地に幾度も出向いて選定眼を鍛え上げ、著名なや人形師などから確かな品を仕入れています。
なかには、人形作家と直接話し合い、衣装や仕様、飾り物などを自社でセッティングした1点物の雛人形などもご用意させて頂いております。
また、余計な経費をかけない組織運営を心がけ、上質な人形を、お値打ち価格でご提供させていただいており、創業以来 わが社が理想とする誠実で堅実な経営が実現できていると自負しています。

人形との一期一会を大切に

雛人形の写真

初節句の人形との出逢いは、お子様にとって生涯にたった一度きりの出逢いです。
人形の南遠では、お客様の想い、作り手の想い、そして私どもの想いが重なりあい、共感しあってこそ成り立つ「一期一会」の出逢いを大切にしています。

ご来店いただいた際には、実物をたくさんご覧になって頂き、お客様のご希望を尊重しながら人形との一期一会をサポートいたします。
人形を選ぶ際には、最初に見たときの第一印象が大切です。また、少し離れて全体像を眺めることも重要です。その上でお客様のお心に留まった人形に対し、その製作背景や工程をご説明することで、お客様ご自身が愛着を感じてお選び頂けるよう心がけています。
高価なものばかりをお勧めしたり、固定概念を押しつけたりすることは決してありませんのでご安心ください。
心から気に入ってお買い求め頂いた人形は、いつまでも愛着を感じるものです。
お客様に毎年「早く飾りたい」「家族皆でお祝いをしたい」と思って頂ける人形をご提供できるよう、誠心誠意努めさせて頂きます。

皆様には長い間ずっと大切にしているものがありますか?

雛人形の写真

私には、20年以上大切にしているものがいくつかあります。
見た目は古いですが、実用品とそうでないものを問わず 歳月を重ねるほど愛着がわきたくさんの想い出や気持ちが入り込んでしまっています。
今の時点で 同じものを選択するかはわかりませんが、当時の自分が選んだものに対して 責任とプライドを持ち続けることは幾たび振り返っても心地よく、大切にしていて本当に良かったと感じます。
現代の日本は 古いもの、修理の必要なものを 新製品に買い替えないと成り立たない社会です。買ったほうが費用がかからないこともよくあります。
ある意味、「節句人形」は そんな現代社会からは、かけ離れた存在かもしれません。しかし この日本独自の風習が 何世紀ものあいだ受け継がれていることには 必ず理由があります。 
日本人の心の中にある、日本人にしかない大切ななにかではないでしょうか?

古きよき日本文化の継承と、新たな試みへの挑戦

代表

人形の南遠では、日本の美しい伝統文化を大切にしながらも、時代の変化に敏感に反応し、新しいニーズに応えていくことを心がけています。
社会のめまぐるしい変化に伴って、人々の趣向やライフスタイルも日々進化を遂げています。それにいち早く対応し、さらなる創意工夫に取り組んでいきたいと思っています。
その一環として、オリジナルプロデュースの「ゲゲゲの鬼太郎こいのぼり」の企画・製作を手がけ、おかげさまで全国各地の皆様から大変ご好評を頂いています。
進歩なくしては、伝統文化の継承は果たし得ません。そのことを常に肝に銘じ、新たな時代に果敢に挑戦していきたいと思っています。